2級 建築施工管理技士試験について

2級建築施工管理技士は、区分が建築、躯体、仕上げにわかれます。区分によって建設業の専任・主任技術者になれる業種が異なります。

2級建築施工管理技士(建築)で専任技術者になれる業種

建築工事   解体工事

2級建築施工管理技士(躯体)で専任技術者になれる業種

大工工事  とび・土工工事 タイル・れんが・ブロック工事 

2級 建築施工管理技士試験の受験資格について

試験は学科と実地試験があり、受験するには以下の要件を満たす必要があります。

種別 建築、躯体、仕上げ

学 歴実務経験年数
指定学科卒業後指定学科以外卒業後

大学

専門学校「高度専門士」

1年以上1年6ヶ月以上

短期大学

高等専門学校

専門学校「専門士」

2年以上3年以上
高等学校
中等教育学校
専門学校(「高度専門士」「専門士」を除く)
3年以上4年6ヶ月以上(※1)
その他8年以上

種別 躯体

職業能力開発促進法による技能検定合格者
実務経験年数

鉄工(鋼構造物鉄工作業)、とび、ブロック建築、型枠施工、

鉄筋施工(鉄筋組立作業)、鉄筋組立て、コンクリート圧送施工、

エーエルシーパネル施工

4年以上
平成15年度以前に上記の職種の検定試験に合格したもの必要なし
単一級エーエルシーパネル施工必要なし

種別 仕上げ

職業能力開発促進法による技能検定合格者
実務経験年数

建築板金(内外装板金作業)、石材施工(石張り作業)、

建築大工、左官、タイル張り、畳制作、防水施工、

内装仕上げ施工、(プラスチック系床仕上げ工事作業)、

スレート施工、熱絶縁施工、カーテンウォール施工、

サッシ施工、ガラス施工、表装(壁装作業)、

塗装(建築塗装作業)、レンガ積み

4年以上
平成15年度以前に上記の職種の検定試験に合格したもの必要なし
単一級レンガ積み必要なし