地すべり防止工事士になるには

地すべり防止工事士になるには一般社団法人斜面防災対策技術協会が実施する試験に合格する必要があります。
「登録地すべり防止工事試験」の受験資格は、地すべり防止工事等に関する5年以上の実務経験を有する者。この実務経験年数には1年以上の指導監督的実務経験年数を必要とします。
地すべり防止工事士は建設業のとび土工工事さく井工事で専任技術者になれる民間資格です。

技術士試験に受かっている方は一次試験の免除があります。
下記部門の技術士で、免除申請をおこなった者は一次試験の基礎的知識問題を免除します。
建設部門:選択科目が「土質及び基礎」「河川、砂防及び海岸・海洋」「道路」
農業部門:選択科目が「農業土木」
森林部門:選択科目が「森林土木」
応用理学部門:選択科目が「地質」「地球物理及び地球化学」
環境部門


一次試験完全免除
一次試験に合格し二次試験に不合格となり、次年度以降3年以内に受験する者は、一次試験を免除します。

民間資格なので、簡単にとれそうですが、地すべり防止工事等に関する5年以上の実務経験を必要とし、さらに1年以上の指導監督的実務経験年数を必要とするので要件としてはかなり厳しいものとなっています。。